以下の内容でhello.phpという名前のファイルを 作成し、Webサーバのルートディレクトリ (DOCUMENT_ROOT)に置いてください。
このプログラムは非常に簡単なので、実際には、このようなページを 作成するためにPHPを使用する必要はありません。 Hello World をPHPのecho()命令に より出力しているだけです。 このファイルは、実行ファイルまたは特殊なファイルとする必要がないことに注意してください。 このファイルが拡張子".php"を有し、このファイルがPHPに渡される 必要があると設定されているため、サーバーはPHPにより解釈されるファイルを見付ける ことができます。このファイルは、多くの面白いことを可能にする特別なタグを 利用できる通常のHTMLファイルと考えることができます。
この例を試した際に、何も出力されない場合、または、ダウンロード用の プロンプトが表示されるか、テキストとしてファイル全体が表示された場合、 利用指定サーバでPHPが利用できない可能性があります。本マニュアルの インストール の章により PHPを利用できるようにするよう管理者にきいてみてください。 ローカルに開発を行っている場合もインストールの章を読んで 設定が全て正しく行われていることを確認してください。 解決しない問題がある場合は、多くの PHPサポートの選択肢のどれか を利用してみてください。
この例の目的は、特殊なPHPタグ形式を示すことです。 この例では、<?php がPHPタグの開始を 示しています。この後、PHP命令を置き、終了タグ?> を記述することにより、PHPモードを抜けています。 このように任意の場所でPHPモードを抜けてHTMLファイルに移ることがで きます。詳細は、 PHP構文の基礎のセクションを参照ください。
テキストエディタに関する注意: PHPファイルを作成、編集、監理する際に使用できる、多くのテキストエディ タのや統合開発環境(IDE)があります。 これらのツールのリストの一部は、PHP エディタのリストで整理され ています。あるエディタを推薦したい場合、上記のページを訪れ、 ページの監理者にそのエディタをリストに加えてくれないかとたずねて みてください。
ワードプロセッサに関する注意: StarOffice Writer, Microsoft Word およびAbiwordのようなワードプロ セッサは、PHPファイルの編集には不適です。 これらのワープロ上でテストスクリプトを編集する場合、プレーンテキスト としてファイルを保存していることを確認してください。さもないと、PHP は、スクリプトを読み込んで実行できません。
Windows ノートパッドに関する注意: Windowsのメモ帳を使用してPHPスクリプトを書く場合には、ファイルに 拡張子.phpを付けて保存したかどうかを確認する必要があります。 (メモ帳は、以下の防止策のどらかを適用しない限り、拡張子.txtを自動 的に付加します。) ファイルを保存する際に、ファイル名を入力するプロンプトで ファイル名を引用符で括ります。(すなわち、 "hello.php"とします。) もしくは、保存ダイアログボックスにおいてドロップダウンメニュー"テ キスト文書"をクリックし、"すべてのファイル"に設定を変更します。こ れにより、引用符を付けずにファイル名を入力することができます。
さて、動作する簡単なPHPスクリプトを作成することができましたので、 最も有名なPHPスクリプトを作成してみましょう! phpinfo()関数をコールすることにより、 定義済み変数、 ロードされているPHPモジュール、設定 等のシステムに関する多くの有用な情報を得ることができます。 この重要な情報を見てみてください。